しんの交換方法は、以下の手順にて進めてください。
◆しん交換の手順
●しん交換の手順については、以下YouTube動画をご覧ください。
●以下、取扱説明書「部品交換のしかた(しんの交換)」より。
①上枠クリップを引き上げ、本体上部を静かに倒してください。
②内炎板を外してください。
③しん外筒を外してください。
④カバー両側面のねじを外し、カバーを取り外してください。
⑤対震自動消火装置の振子を指で押して消火装置を作動させてください。
⑥クラッチハンドルを手前に引いた状態にして、ギアが空転するまでつまみを右方向に回してください。クラッチハンドルの「6」を真上にします。クラッチハンドルと黄ハンドルが離れづらい場合、両手で平行に引っ張ってください。
⑦タンクから、しんとしんホルダーを抜き取り、古いしんを、しんホルダーから外してください。
⑧新しいしんの爪を、しんホルダーの長穴にセットしてください。しんの先端を痛めると、ススや赤火の原因となりますので、取り扱いにご注意ください。
⑨新しいしんの二つに割れたすそを、しん案内筒にかぶせタンクに入れてください。しん内側の黄色テープがしん案内筒に引っかかってめくれないように注意してください。しんのすそがめくれないように、ドライバーなどでタンクの中の溝に入れてください。
⑩しんホルダーのラック(歯板)をギアと案内板の間に入れ、ギアとラックの歯をかみ合わせてください。
⑪クラッチハンドルを手前に引いた状態にして、つまみを左方向に止まるまで回し、しんを下げてください。ギアとラックがかみ合っていない場合は、しんが下がりません。
⑫クラッチハンドルを手前に引いた状態で、黄ハンドルを→印の方向に回して、ハンドルの赤い線をクラッチハンドルの「3」に合わせてください。
⑬内炎板としん外筒をセットしてください。しん外筒をセットするときは、しん外筒をはめ込み、右方向に回して「赤マーク」が合うようにしめつけてください。「赤マーク」が合ってもゆるいときは、もっとしめつけてください。
※しん外筒をセットした時は、念のためしんを一杯に上げ、しん外筒が持ち上がらないことを確認してください。
※しんが上がった状態でセットレバーを下げるか、振子を指で押して(上記⑤にて)対震自動消火装置によって、しんがすっと下がるか確認してください。
⑭セットレバーを上げ、つまみを右方向に止まるまで回してください。手を離したときに内炎板の穴が1~2列見える位置が適切なしんの高さです。
⑮つまみを左方向に止まるまで回し、しんの先端部が内炎板の穴が1~2列見える状態から約20mm下がることを確認してください。確認後、本体上部をセットしてください。
<作業前のご注意点>
・しんの交換時は、必ず手袋を着用してください。
・替しんは、必ずJIS適合検査合格品ラベル(下図参照)のついたメーカー指定の替しん(品番:16LP)を購入して準備ください。(例)品番:BF3911・BF3912など、BF39シリーズをお持ちの方。